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どこに入るかより、入社後に「どれだけ心を込めて熱中できるか」

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#自己成長#ロマンとそろばん#仕事観

株式会社バトンズ・神瀬悠一氏にインタビューしました。 神瀬氏が、現場で痛感した「ロマンとそろばん」、仕事にとことん向き合う中で得た仲間との経験など、これまでのストーリーに迫る中で、社会で活躍するためのヒントが見えてきました。

株式会社バトンズ
神瀬 悠一 氏
神瀬悠一社長のプロフィール写真

コンサルティングファーム、株式会社リクルートでの結婚情報メディア『ゼクシィ』経営チームを経て、株式会社バトンズへ参画。現在は代表取締役社長として、中堅・中小企業の事業承継を支援する国内最大級のM&A総合プラットフォーム「BATONZ(バトンズ)」を展開。従業員130名規模の組織を牽引している。

神瀬悠一社長のプロフィール写真

「事業って人が創っているんだな」現場で痛感した組織づくりの原点

まずは、現在の仕事観につながる原体験からお聞かせください。

幼少期の経験が大きいと思います。親が転勤族だったので、4年に1回くらいは引っ越しをしていました。小学生の低学年の頃は得意ではなかったと思うんですけど、いつしか順応していっていきました。逆に「昨日と同じ明日が来る」というような環境だと飽きてしまうようになりました。
変化に対して前向きにポジティブに捉えられるスタンスは、そういう環境で出来上がったのかと思います。

社会に出てから、仕事に対する考え方が変わった出来事はありましたか

リクルートで『ゼクシィ』の経営チームを担当していた時の経験ですね。それまでは、投資対効果とかビジネスの合理性でジャッジするのが得意だったんです。
でも、「ゼクシィはどうありたいか」「社員のみんなにとってどういう意味があるか」という、想いを軸にして意思決定をさせてもらって。「ああ、事業って人が創ってるんだな」と体験しました。

合理性だけでは測れない部分があったのですね。

ええ。もちろん、そろばん的なところも大事なんですけど、「これってメンバーが自信を持って仕事できるのか?」という視点がすごく重要で。よく「ロマンとそろばん」って言いますけど、そのバランスがないと、事業って元気に育っていかないなという気づきは、結構大きかったです。

ハードワークを乗り越えられたのは、仲間がいたから

これまでのキャリアの中で、心が折れそうになった挫折や失敗はありますか

事業が思い通りに進まないなんてことは日常茶飯事なので、あまり引きずらないですね(笑)
30代くらいからは、失敗をいい学びの機会と捉えられるようになっていました。ただ、その当時を振り返ると働きすぎだったとは思います…

当時のモチベーションはなんだったのでしょうか。

夜中まで働いて、そこから仲間と飲みに行ってワイワイやって(笑)。同じ目標に向かって一緒の船に乗って走る仲間と、信頼関係が築けていたのが大きかったかもしれないですね。一人でやってたら折れてたと思います。
あとは、両親の影響が大きいです。自分を犠牲にして僕たち兄弟にいい環境を与えてくれたので、両親に恥ずかしくない人生にしたい、という思いもありましたね。

【ここに神瀬悠一社長のインタビュー中の写真、などの説明文】

話は変わりますが、これからの時代を生き抜くためにはなにが必要だとお考えですか。

分析作業とか企画の仮説出しなどは、どんどんAIに取って代わっていくと思います。でも、絶対的な正解はありません。
その中で求められるのは、最後にお客様が「こうしよう」と意思決定する場面では、背中を押す力や、勇気づけてあげる力ではないでしょうか。「あなたがコンサルタントをやってくれたから一歩を踏み出せた」と言っていただけるような、人としての魅力がこれからより重要になってくると思いますね。

どこに入るかより、入ったあとに「自分の心を込められるか」

現在、バトンズではどんな方が活躍されていますか

会社が目指している姿に共感しながらも、「自分はこうなっていきたい」というWill(意志)をしっかり持っていて、仕事に心を込めている人が活躍していますね。そういうメンタリティを持っている方は、きっとどの会社に行っても活躍すると思いますよ。

今後、どんな組織をつくっていきたいですか

トップダウンで経営が全部決めるフェーズから、みんながそれぞれの創意工夫で、お客様にとってより良い価値を生み出し続ける自律的な組織にしていきたいです。
新卒採用も開始しました。まさに真っ白なキャンバスを持った新卒の子たちと一緒に、これからのバトンズらしさを作っていきたいですね。

最後に、これから就職活動をする学生へメッセージをお願いします。

挑戦させてくれる企業文化がある会社を選ぶのはいいことですが、結局は「どこに入るか」より「入ったあと、どこまで自分が思いを持って熱中できるか」の方が圧倒的に大事です。よく人材開発で「Will・Can・Must」と言いますが、Must(やらなきゃいけない仕事)にどう向き合うかで差が出ます。
たとえば「議事録をとれ」と言われて、ただ書くスピードが速くなるだけの人と、「いい議事録を作りたい」と自分のWillを込めて上手に作れるようになった人とでは、全然違うんですよね。一つの仕事に自分の心を込められるかどうか。一年前と自分が変わっている感覚を持てるかどうか。若いうちから、そうやって熱中することをぜひ大事にしてみてください。

編集後記

合理性を大切にしながらも、「人」に向き合う。神瀬氏のお話を聞いていて、そんな仕事への姿勢がとても印象に残りました。 中でも心に残ったのは、「どこに入るかより、入ったあとにどれだけ自分が思いを持って熱中できるか」という言葉です。与えられた仕事をただこなすのではなく、そこに自分のWillを込める。その積み重ねが、仕事への熱中や成長につながっていくのだと思います。 どんな環境にいるか以上に、その場所で何を思い、どう仕事に向き合うか。その大切さを改めて考えさせられる取材でした。

編集:青地なな子

「株式会社バトンズ」概要

中堅・中小企業の事業承継を支援する国内最大級のM&A総合プラットフォーム「BATONZ(バトンズ)」を展開。現在、従業員130名規模の組織として企業の存続と発展を支えている。

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